水彩画職人「ひきふだや」 

引札_ひきふだ

江戸時代〜明治時代に盛んに発行された広告宣伝目的の刷り物のことです。

関東では引札といい、関西ではちらしといったそうです。いわゆるマスメディアとしての広告のさきがけ。
また年末年始に顧客に配る恒例の挨拶としての役割もありましたので、精巧美麗なものも多く、おめでたい絵柄は魅力的です。 当時の世情をかいま見ることが出来る興味もあります。

美しい引札はポスター同様の役目も果たしていたらしく、コレクターズアイテムになっています。また、引札の研究家もいらっしゃいます。 もともと錦絵が好きな私は、 宣伝広告・情報伝達の手段のひとつでありながら、アートとしても楽しめる「引札」から屋号として拝借しました。


京都書院アーツコレクション7 引札より
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京都書院(出版社) 出版物販売 http://kshoin.web.infoseek.co.jp/

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